News

ここから本文です

「令和3年度あおもりアーツカウンシル 文化芸術創造活動助成事業」公開選考会結果

去る6月25日、「令和3年度あおもりアーツカウンシル文化芸術創造活動助成事業」選考会が行われました。今年度は22団体(過去最多)からの応募があり、申請書の他、5分間のプレゼンテーション動画を作成・提出することで、事業PRの方法としました。審査の結果、以下の5つの事業が助成金を採択しました。
※申請時の内容になりますので、実施時には多少変更する場合もございます。

アウトプット展実行委員会

「アウトプット展2021」

<事業の目的>

  • 青森県内特別支援学校の児童・生徒や、福祉事業所あるいは個人で制作している方々の表現を発掘、調査し、紹介する。
  • 青森県内特別支援学校の授業や福祉事業所の活動・ワークショップの中で制作された同一テーマ・技法・素材の作品や共同制作作品を紹介する。
  • 障害やアートのボーダーを問い直し、人間の活動、表出や生きることそのものを表現ととらえる企画展示を行う。
  • 会期中に、実際に制作を体験したり、鑑賞者と楽しさを共有したりできるワークショップを実施する。
  • 会期中に、開催趣旨に基づくテーマで、講演会あるいはパネルディスカッション、アーティストトークを実施する。

<実施内容>

実施期間

令和3年8月19日(木)~8月28日(土)
※8/23は休館日

実施会場

青森県立美術館コミュニティーギャラリ-ABC

対象

青森市民及び近隣の居住者

内容

  1. 埼玉県の工房集で活動している杉浦篤さんの作品展示
  2. 岩手県の小林覚さんを講師とした「であい授業プロジェクト」を展示
  3. 県立盲学校の児童生徒の声を立体的に展示

助成内定金額

20万円


青森ウォーターフロント活性化協議会

「AWFRO駅前ビーチアートプロジェクト」

<事業の目的>

当団体は、2010年東北新幹線新青森駅開業から青森駅周辺のウォーターフロント地区において、環境美化及び各種イベントによる魅力増進に努めてまいりました。今夏、ウォーターフロント地区に新たな観光スポットとして「青森駅前ビーチ」が開業を迎えることから、市民及び観光客が楽しめる企画について検討を重ねた結果、海浜の特性を生かしたサンドアートイベントを開催し、老若男女を問わず障害をお持ちのかたにも積極的に参加していただけるよう、新たな賑わい創出イベントとして取り組んでまいります。

<実施内容>

実施期間 ※下記のとおり延期

制作 令和3年10月2日(土)/展示 10月3日(日)
※荒天の場合、翌週10月9日(土)制作、10月10日(日)展示

制作 令和3年11月6日(土)/展示 11月7日(日)
※荒天の場合、翌週11月13日(土)制作、11月14日(日)展示

実施会場

青森港青森駅前干潟(駅前ビーチ)

対象

青森市民および観光客

内容

  • 1グループで2~4名程度のエントリー制とし、ビーチの砂で砂像を創作し、作品を一般公開します。
    ※一般公開期間は天候を考慮し決定します。
  • 参加者:公募により、先着順で決定いたします。
    ※募集数は十数グループ、会場規模を考慮のうえ決定します。
  • 使用備品:ポリバケツ137ℓ、造作備品、固定スプレー等

助成内定金額

20万円

※当事業は、事情により中止となりました。


AIRS(エアーズ)

世界最大級版画プレス機活用の油性1版多色刷り木版画制作

<事業の目的>

AIRSは、ACAC開館をきっかけに発足し、そこを訪れる作家の制作サポートをはじめ、市内において自主企画による展覧会を開催するなど、ACACと市民を繋ぐことを目的に活動してきた。本事業では、市内にある世界最大級の版画プレス機の活用と、制作した作品を展示・公開することで、「版画のまち・あおもり」の取組に資する。

<実施内容>

実施期間 ※下記のとおり延期

版画ワークショップの説明と版木の配付:9月11日(土)13:00-15:00
ワークショップ:9月18日(土)〜19日(日)10:00-15:00

版画ワークショップの説明と版木の配付:11月13日(土)13:00-15:00
ワークショップ:11月20日(土)〜21日(日)10:00-15:00

作品展示:11月26日(金)〜28日(日)10:00-17:00

実施会場

  • ワークショップ:ACAC
  • 作品展示:ギャラリー・クレイドル

対象

小学校高学年以上(15名予定)

内容

  • ACACのワークショップ及び銅版画スタジオにおいて、市内で活動している版画家を講師に、彫った板の凸凹面全てにインクをつけることにより1版多色刷りの木版画を制作する。
  • 制作した作品を市内で展示・公開する。

助成内定金額

20万円


一般社団法人進め青函連絡船

「洞爺丸よ安らかに!~オンラインで追悼する青函連絡船洞爺丸」

<事業の目的>

①日本海難史上最大の大惨事「洞爺丸事故」から、67年目の2021年9月26日、「洞爺丸遭難追悼集」(洞爺丸遭難者遺族会発行)を元に構成した朗読劇をオンラインで発信する。収録は渡辺源四郎商店しんまち本店2階稽古場。
②洞爺丸を中心に、青函連絡船と郷土史を語り継ぐことをテーマにした鼎談を収録し、オンラインで発信する。鼎談メンバーは今村修(青森空襲を記録する会会長)、青森太郎(青森古写真研究所主宰)、畑澤聖悟(渡辺源四郎商店店主)。収録は青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸。
③冊子『進め!青函連絡船vol.3 2021年号~洞爺丸特集号』を発行する。上記鼎談を収録するとともに、渡辺源四郎商店『洞爺丸ものがたり』をはじめとする洞爺丸に関するコンテンツで編集する。

<実施内容>

実施期間

令和3年9月26日(日)22:45より

配信サイト

YouTubeチャンネル「渡辺源四郎商店」

対象

青森市民、青森市に住む小中高校生・大学生、全国の演劇ファン・青函連絡船ファン・鉄道ファン

内容

6月:洞爺丸に関する鼎談を動画収録する(青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸)
7月:冊子の編集開始
9月:朗読劇を収録する(渡辺源四郎商店しんまち本店2階稽古場)
9月26日:鼎談、朗読劇をオンライン発信する
10月:冊子の編集終了、販売開始

助成内定金額

20万円


青森GOTTAMIX

「地元アーティストによる無観客ライブ配信」

<事業の目的>

地元アーティストによるライブをYouTubeで無料公開することで、青森市民および幅広い層に向けて地元の音楽文化を発信する。また、コロナ禍においても持続可能な表現の場となることを目的とする。

<実施内容>

実施期間

令和3年12月26日(日)16:30~21:00

配信サイト

YouTubeチャンネル「GOTTAMIX aomori」

対象

青森市民および視聴者

内容

青森県内で活動しているアーティストによるライブパフォーマンスを青森クォーターからYouTubeで生配信する。
(予定)イベント名:年末GOTTAMIX2021

助成内定金額

20万円