アートな「人」紹介

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髙谷 憲さん

髙谷 憲さん

演劇に興味をもったきっかけを語る髙谷 憲さん

演劇に興味をもったきっかけを教えてください

母が元々演劇をやっていたこと、同じ高校を卒業した兄も演劇部の手伝いをしていたことから、演劇に対する「馴染みやすさ」を感じながら育ちました。高校では軽い気持ちで演劇部に入部。裏方志望のはずが、いきなり主役に抜擢されてしまいました。
高校3年生になったとき、地元の劇団から出演の依頼をいただきました。
それからずっと環境にも恵まれ、約10年演劇を続けています。

演劇に感じる「魅力」語る髙谷 憲さん

アート・音楽に感じる「魅力」を教えてください

演劇は「総合芸術」と言われています。
役者はもちろん、音響・照明・舞台美術など様々な要素が絡み合うことで、成り立ちます。
音響の方は情景に合った音楽、舞台美術の方は綺麗な舞台装置、また、照明の方は様々な情景を彩る。
1人では決して完成せず、たくさんの人との関わりの中で作られていることに、魅力を感じています。
もともと、人とつながることが好きだということもあり、自分に合っているなと感じています。

これからの活動を語る髙谷 憲さん

これからどんな活動をしていきたいですか?

今も演劇だけではなく、バンド活動や朗読、コラムを書いたりといった他の活動もしています。
2016年の「A-Paradise」の実行委員長にもなりました。
演劇という根本をもち、“演劇人”として様々なジャンルに目を向け、いろんな人とつながることで、
ここ青森で、アートな活動をしやすい環境をつくっていきたいと思います。

 

髙谷 憲さん

プロフィール
髙谷 憲 Ken Takaya

演劇ユニット「終身雇用」代表。
「アートで音楽のあるまちづくりイベント A-Paradise」実行委員長。 1989年、青森市にて誕生。舞台女優の母から、良質な絵本の読み聞かせを受けて育つ。
高校演劇を経て、演劇ユニット「BLUES BLUE BROTHERS」への客演を中心に、多くの劇団に関わり経験を積む。
2013年、「終身雇用」の旗揚げに携わり、翌年の第1回公演「RE:member」では、1日で約300人を動員した。 朗読とバンドサウンドを融合させた派生ユニット「特別雇用」では、演劇の舞台に留まらずライブハウス等にも進出し、幅広い層から支持を得ている。