アートな「人」紹介

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油川ジャズフェステバル実行委員会

アートでオン!な「人」紹介:油川ジャズフェステバル実行委員会

アート・音楽に興味をもったきっかけを語る工藤さん・山本さん

アート・音楽に興味をもったきっかけを教えてください

【工藤さん】
2015年の5月から始まった、油川地域を元気にする取り組み「油川ジャズフェステバル」の(ゼミ活動としての)企画と運営を通して、興味を持つようになりました。
第1回ではジャズとは縁が無さそうな高齢者の方々が、2016年の第2回では演奏者として子ども達が、ジャズを楽しんでいました。
年代を問わず、幅広い世代が楽しめることがわかり、ますます興味が深まりました。

【山本さん】
住民主体の地域イベントについて関心を持っていた時、工藤先輩が関わっていた「油川ジャズフェステバル」を知り、ゼミの取り組みとして、企画運営に参加させていただくことになりました。その際に「油川」と「ジャズ」のつながりに意外性を感じたのがきっかけです。
ジャズをはじめとする音楽は、年齢を問わず楽しむことができ、一体感をもたらします。また、油川ジャズフェステバルの出演者のほとんどは油川出身のため、それぞれが油川に愛着を持って参加しています。多世代を巻き込んで地域を元気にできる力が音楽にはあると思い、興味関心を持つようになりました。

アート・音楽に感じる「魅力」語る三浦さん

アート・音楽に感じる「魅力」を教えてください

【三浦さん】
私は陶芸家をしていますが、陶芸も音楽もほかの芸術もみんな同じだと思っています。
作り出した“モノ”や“音”でメッセージを伝えていくもので、受け手側の反応を見られるのが魅力と感じています。
また、言語や文化が違っていても、説明なしで伝わるというのも魅力だと思います。

これからの活動を語る伊藤さん、金沢さん

これからどんな活動をしていきたいですか?

【伊藤さん】
油川ジャズフェスティバルは今年で3回目になります。第1回、第2回と回が進むごとにご来場いただけるお客様も多くなってきていますので、このフェスティバルを通じて、油川の商店会の良さを知ってもらい、地域の活性化につながればと思っています。

【金沢さん】
昨年、第2回目の油川ジャズフェスティバルを開催した際、多くの方々に知ってもらうために、地域の学校や幼児も参加した二部構成としました。また、油川の歴史に由来する食材を知ってもらうために、トマトやいわしを使った創作料理“ジャズ飯“も提供しました。
今後も“音楽”と“食”や“歴史”で油川の良さを広めていきたいと思っています。
ジャズを知ってもらうことと、油川を盛り上げていくことを目的として、10年続くようなフェスティバルにしていきたいです。

油川ジャズフェステバル実行委員会

プロフィール 油川ジャズフェステバル実行委員会

  • 油川地域住民
  • 元気町あぶらかわ商店会
  • 青森公立大学野呂ゼミ
  • 青森北高校吹奏楽部
  • 青森出身、または青森で活躍するJAZZプレーヤー

油川ジャズフェステバル実行委員会とは、油川地域の皆様と元気町あぶらかわ商店会、青森公立大学や青森北高校の有志による、JAZZによる音楽交流を実行していくプロジェクトです。また、油川地域の歴史に由来する食材「トマト」と「イワシ」を使った創作料理『ジャズ飯』を提供し、油川の過去と現在、そして未来へつなぐ元気な町づくりを目指しています。