アートな「人」紹介

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渡辺源四郎商店(わたなべげんしろうしょうてん)

渡辺源四郎商店(わたなべげんしろうしょうてん)

演劇に興味をもったきっかけを語るひろこさん・ニコラさん・はるかさん

演劇に興味をもったきっかけを教えてください

【寛子さん】
私が演劇に興味を持ったきっかけは、中学生のときに青森中央高校の「もしイタ」というお芝居を見たことです。

【ニコラさん】
2、3年ほど前に町を歩いていたとき、たまたま演劇のオーディションをやっていて、「人がいないからやってみない?」と言われ、そのオーディションを受けたところ、いきなり役をもらってしまったことがきっかけです。

【晴佳さん】
小学生のとき、音読の練習で声が小さすぎていつも居残りをさせられていて、ずっと悔しい思いをしていました。
中学校に上がり演劇部があり、発声練習を聞いたときに「これはイケるんじゃないかな?」と思い入部したところ、とても楽しかったことがきっかけです。

演劇に感じる「魅力」語るともこさん・ゆみこさん

演劇に感じる「魅力」を教えてください

【知子さん】
自分にしかできない表現ができることです。

【由美子さん】
普段の自分とはちがう自分になれるところが演劇の魅力だと思います。

これからの活動を語るトミーさん・ちなつさん

これからどんな活動をしていきたいですか?

【トミーさん】
うちの劇団の最高齢で90代の“宮さん”と、「オトナもコドモも劇場」というお芝居で共演した5歳くらいの子どもと、幅広い年代でできる芝居をやりたいです。

【千夏さん】
青森市で仕事をしながら芝居ができる、芝居と生活がつながっている、「渡辺源四郎商店」が東京とは違うそういうやり方で芝居ができるという場であることをこれからも長く続けていきたいと思っています。

【畑澤さん】
青森から世界へ、赤ちゃんからお年寄りまで、これからもバシバシ伝えていきたいと思います!

プロフィール 渡辺源四郎商店
劇団「渡辺源四郎商店」は、店主・畑澤聖悟の元、青森市を本拠地に活動する劇団です。2005年7月にスタートしたプロデュース・ユニット制作の開店準備公演『俺の屍を越えていけ』(註1)等7作品の上演を経て、2008年4月、渡辺源四郎商店第6回公演『ショウジさんの息子』(註2)から劇団として活動を開始しました。年2回の劇団主催本公演(青森、東京で上演)や青森市新町の劇団稽古場でしか上演しない「なべげん日曜劇場」の他、全国各地からの招聘公演(註3)、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸での市民劇の制作、中学生や高校生を対象にしたワークショップなどの演劇教育活動を全国規模で積極的に展開しています。現役の高校教諭で高校演劇の指導者として全国的に知られる畑澤聖悟、青年団(平田オリザ主宰)演出部に在籍する工藤千夏の二人の劇作家・演出家を有し、作品づくりは渡辺源四郎商店作品だけでも年間平均4〜5作品というハイペース。24名(2017年3月現在)の劇団員が仕事や学業と両立させながら、演劇活動を行っています。

(註1)『俺の屍を越えていけ』(作・演出:畑澤聖悟)は日本劇作家大会2005熊本大会・短編戯曲コンクール最優秀賞作品。今なお、全国の劇団で上演され続けている。
(註2)『ショウジさんの息子』(作・演出:畑澤聖悟)はCoRich舞台芸術まつり! 2008 春グランプリ受賞。
(註3) 近年の主な招聘公演
2014年、アジア最大の国際演劇フェスティバルであるF/T(フェスティバル・トーキョー14)にて『さらば!原子力ロボむつ〜愛・戦士編〜』(作・演出:畑澤聖悟)を上演。 2015年、第30回国民文化祭かごしま15(鹿児島県開催)にて『みなぎる血潮はらっせらー』(作・演出:畑澤聖悟)を上演。