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「平成29年度あおもりアーツカウンシル 文化芸術創造活動助成事業」公開選考会結果

去る6月25日、「平成29年度あおもりアーツカウンシル 文化芸術創造活動助成事業」の公開選考会が、新町キューブグランパレ(青森市)で行われました。
今回は13団体からの応募があり、それぞれの事業をPRすべく、5分間のプレゼンに臨みました。
助成が決定した4つの事業について、ご紹介します。
※申請時の内容になりますので、実施の際には変更の可能性もあります。

助成団体 4団体

  • ポムジュール吹奏楽団
    「市内大学生による吹奏楽演奏会」

    ポムジュール吹奏楽団
    【事業の目的・内容】
    入場無料で地域住民が気軽に足を運べる県民福祉プラザでの演奏や、お客さん参加型の演出により、
    大学生と地域住民の活発な交流と、芸術・文化に貢献する目的、さらに「聴いて楽しい・観て楽しい演奏会」を目指し、前例に囚われず自由な発想を出し合い新しい形の演奏会を作り、大学間での吹奏楽の活発化を目的とする。

    【実施内容】
    〇演奏会開催日:29年4月29日(実施済み)、29年11月下旬(予定)
    〇演奏会時間:13時半開場、14時開演(2時間程度の演奏会)
    〇演奏会会場:県民福祉プラザ
    〇演奏会詳細:入場無料・全席自由
    〇演奏曲:クラシックからポップスまで幅広いジャンルの曲を2部~3部構成で演奏
    〇狙い:
    ・入場無料の演奏会⇒年齢、性別、職業を問わず幅広い方々に来ていただく。
    ・3大学合同の演奏会⇒各大学の専門分野(看護・介護・経済・経営・幼児)を活用し効率的に宣伝し、様々なアプローチから演奏会を作る。
    ・大学生による演出⇒これまでの吹奏楽経験を活用し、お客さんとの距離を近くするための客席を使っての演奏や、思わず体を動かしてしまうようなノリの良い曲を取り入れ、「聴く」だけでなく「観る」演奏会を作る。

    ・申請金額/50万円
    ・助成金額/50万円

  • 青い森マーチング委員会
    「青い森マーチング委員会×東高校美術部 青森イラスト作品展(仮)」

    青い森マーチング委員会
    【事業の目的・内容】
    青森市の「大好きな場所」「心に残る思い出の風景」「紹介したい景色」写真を募集します。選ばれた写真を、青森の未来を担う青少年の若い感性で、青森の魅力を再発見しながら描いて頂きます(第1回は青森東高校美術部さん)。
    学生、青少年のイラスト作品と共に、当委員会が数年にわたり書き溜めてきた街並み百景イラスト作品をあわせて展示いたします。
    会場では、写真を応募頂いた方から、写真に対するメッセージ、青森への想いもご紹介します。市内外各所からご来場の皆様がご参加できるワークショップを準備し、どなたでも触れて楽しめる内容も計画しております。
    今後は更に、他の高校等にも参加を呼びかけ、多くの学生、青少年と市民の皆様に本件活動を認知してもらう魅力のある作品展の開催、描いたイラストを多方面でご活用頂くことで、「青い森マーチング委員会」が目指す地域に根ざした“まちづくり”を市民の皆さまと一緒に取り組んでまいります。

    【実施内容】
    〇開催日:29年9月9日~10日
    〇会場:ユニバース ラ・セラ東バイパスショッピングセンター
     ・市民から「青森街並み風景写真」募集
    ・美術部員の作品展示
    ・青い森マーチング委員会の作品(30点より抜粋)展示
    ・美術部員を講師に絵画ワークショップ
    ・ぬり絵コーナー
    ・作品集の作成
    ・AR(現実拡張)を活用し、作品にスマートフォン・タブレットをかざして、作者の作品への想いを動画で紹介する
    ・作品で絵はがきを作成し、来場者に配布する

    ・申請金額/50万円
    ・助成金額/50万円

  • NPO法人ういむい未来の里CSO
    「森のいのちを【詩と音楽と造形と書】で紡ぐ事業」

    NPO法人ういむい未来の里CSO
    【事業の目的・内容】
    縄文古代から今日的な未来へ、青森という「森」が、いのちの豊穣をメッセージしていくことを祈念して、子どもたちが描く森を謳う詩に、曲をつけて歌い、詩のイメージを彫刻し、詩の一節を杉板に墨で描く板碑を創り、これらを、いのちを紡ぐアートとして森の中で展開・フュージョンさせ、継続させていくことを目的とする。

    【実施内容】
    2015年より、弊法人では森の持っている生命の多様性と豊穣を認識してもらうために、青森市内の小中学生から森にまつわる「詩」を公募し、子どもたちの感性を増長する取り組みを続けている。

    今年度を含め、青森市内の小中学生より寄せられた「森の詩」の中から優秀と思われる作品を、青森で音楽に取り組んでいる個人やグループ、並びにプロのミュージシャンに掲示し、その詩に曲をつけてもらう。トータルで4~5曲。
    曲をつけたミュージシャンたちが、浪岡王余魚沢倶楽部の森に来てもらい、その曲を披露する。(8月11日・9月2日)
    「森の詩」に描かれた内容を、チェンソーアーチストたちに、杉の丸太をチェンソーで削り出して、造形化してもらう。この作品を、浪岡王余魚沢倶楽部の森の中に設置し、森歩きの楽しみを増幅させる。(8月11日)
    今年度応募した「森の詩」中から選ばれた詩の作者たちが、浪岡王余魚沢倶楽部の森に来て、自作詩を朗読する。(8月11日)
    浪岡王余魚沢倶楽部の森が杉で構成されている森なので、杉を活用するために、30cm×100cm×2cmの杉板に製材してもらい、これに県内在住の書家が子どもたちが描いた「森の詩」の一節を、席上揮毫し、森の中に展示する。(9月2日)

    ・申請金額/48万円
    ・助成金額/25万円

  • 一般社団法人BLUE ties Impression
    「ぶるーnebuta 2017」

    一般社団法人BLUE ties Impression
    【事業の目的・内容】
    ねぶた祭の時期に観光客をターゲットにした公演を開催。青森市観光大使BLUE TOKYOが主演を務め、演出に青森県の四季や伝統文化の映像を取り入れる事で、「また来たい青森」を生み出す。

    【実施内容】
    出演:(主演)BLUE TOKYO(青森市観光大使)、木村寛大、BLUE TOKYO KIDS
    公演日程:8/1 16:00、8/2 14:00、8/3 14:00・16:00・17:00、8/4 14:00・17:00、8/5 14:00・17:00(5日間9公演)
    会場:ねぶたの家ワ・ラッセ

    青森の新たな「観光コンテンツの創造」と「観光客の誘致」を目的に2015年に立ち上げ、今年で3年目を迎える「ぶるーnebuta」。青森の名所や四季の情景映像、津軽弁や津軽民謡を演出に加え、青森の魅力を凝縮したステージを上演します。
    あえて、観光客が溢れるねぶた祭の時期に開催することで、訪れた観光客にねぶた祭以外の青森の魅力を知るきっかけになりたいと考えます。
    昨年から旅行代理店と協力し、本公演のチケットを組み込んだ旅行商品を販売。今年は事前に250席(5/25現在)の予約を受けるなど、観光客のニーズが高まっている事を感じています。

    ・申請金額/50万円
    ・助成金額/25万円