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展覧会「いのちの裂け目―布が描き出す近代、青森から」(~8.30)

展覧会「いのちの裂け目―布が描き出す近代、青森から」

アーティスト 碓井ゆい(うすい・ゆい)、遠藤薫(えんどう・かおり)、林介文(リン・ジェーウェン/ラバイ・イヨン)

 青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)では、2020年5月7日(木)から8月30日(日)まで、アジアを拠点に活躍する3人の女性アーティストと青森市教育委員会所蔵の文化財による展覧会「いのちの裂け目―布が描き出す近代、青森から」を開催します。

 本展覧会は、当館で行ってきた「青森市所蔵作品展」の流れを汲みつつ、手芸や工芸、伝統文化の技術をもとに現代美術の活動を行うアーティストたちが、裂織や刺し子、ボロをはじめとする風土に根ざした布類や農具など青森の民俗資料から発想した新作や、文化財を用いたインスタレーションを展観し、戦前の女子教育・洋学受容や戦争と花火、台湾原住民族と日本の関わり等をテーマに、現在と地続きである時代をアーティストそれぞれの視点で描き出します。人が生きる上で欠かせない布を、破壊と再生を繰り返すものとして捉えることで、ジョルジュ・バタイユが大地の「裂け目」である洞窟のなかに人間性と芸術の誕生を見出したように、モノを通して過去から現在へとつながる人間の営みについて考える場となることでしょう。

* 本展覧会および関連イベントは、やむを得ず変更(延期・中止など)する場合があります。最新情報は当館ホームページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。http://www.acac-aomori.jp/air/2020-1/

会期|2020年5月7日(木)ー8月30日(日)

開場時間|10:00-18:00

会場|青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)〒030-0134 青森市合子沢字山崎152-6

主催|青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)

協力|青森市教育委員会、AIRS(アーティスト・イン・レジデンス・サポーターズ)、青森公立大学芸術サークル ほか

助成|公益財団法人  花王芸術・科学財団 、芸術文化振興基金

後援|台北駐日経済文化代表処台湾文化センター、NHK青森放送局、青森テレビ、青森放送、青森朝日放送、青森ケーブルテレビ、エフエム青森、東奥日報社、陸奥新報社、デーリー東北新聞社

 

〇関連イベント

鑑賞とワークショップ「織り紙ファブリック!」

展覧会を鑑賞してから、紙テープで織物の原理でタペストリーのような平面作品を作ります。自宅から持ってくる色々な素材も織り込んで、オリジナルの作品に仕上げましょう。

持ち物:作品に織り込みたいもの2個以上(古い布や織り込めそうなものなら何でも)

日時:7月25日(土)、8月9日(日)13:30-17:00

会場:創作棟ワークショップスタジオ

対象:子どもから大人まで

参加料等:無料、要申込(申込締切:各回の一週間前まで、定員5名)