展覧会「発現する布—オセアニアの造形と福本繁樹/福本潮子」(4.15-6.18)
展覧会「発現する布—オセアニアの造形と福本繁樹/福本潮子」
Exhibition: TEXTILE REVELATIONS – Oceania’s Creations, FUKUMOTO Shigeki and FUKUMOTO Shihoko
2023 年4 月15 日(土)―6 月18 日(日)
青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC]
オセアニアの造形、福本繁樹/福本潮子の作品から、布による表現の可能性を探る展覧会
会期 2023 年4 月15 日(土)―6 月18 日(日) *会期中無休、入場無料
会場 青森公立大学 国際芸術センター青森 展示棟ギャラリーA・B (青森市合子沢字山崎152-6)
開館時間 10:00―18:00 (展示棟ラウンジは9:00―19:00)
【主な展示物】
〇オセアニアの造形
パプアニューギニアのタパ、ヴァヌアツの編み布(パンダヌス布貨幣)、
ソロモンの紐衣とビーズ編み貝貨など(福本繁樹蔵)
〇福本繁樹
新作 《すっちゃん ちゃがら》、《ちゃん ちゃがら》
綿布・反応性染料・金銀箔、なるほど染め・布象嵌、2023 年、など
〇福本潮子
継ぎはぎの古布(ボロ)を用いた新作、古い自然布の仕事着の布で
制作した作品と同種の仕事着など
【展覧会のみどころ】
◎長年のキャリアを誇る、染色家・福本繁樹と藍染め美術家・福本潮子の創作に向かった原点(パプアニューギニアの「民族美術」)と、新作を含む両氏の現在を同時に展観します。自然の営みのなかから生まれる造形(オセアニアの造形×福本潮子)と、「遊び」から生まれる造
形(オセアニアの造形×福本繁樹)の2 つのキュレーションによって、①オセアニアの造形、②福本繁樹、③福本潮子が生み出すかたちの3 つの部分から、布でしかできない表現を考察します。
◎1970~80 年代を中心に作られ、現在ではかつてのように作られ「財」として使われることが少なくなった、南太平洋メラネシア(パプアニューギニア、ヴァヌアツ、ソロモン諸島)を中心とするオセアニアの布(樹皮布タパ、編み布)と、装身具(紐衣、ビーズ編み貝幣)を、それらの造形のエッセンスがよく分かる形で展示します。フィールドワークを通してこれらを収集した、福本繁樹・福本潮子がオセアニアに赴いた背景等についても着目していきます。
◎福本繁樹と福本潮子の作品について深く理解していただけるよう、貴重な制作過程を含むインタビュー映像を本展に合わせて制作しました。(撮影・編集:Ufer! Art Documentary) まずは作品そのものを見て、そして映像を見たあと、より鑑賞体験を深めていただける展示になるでしょう。
【公式ホームページ】※詳細・関連企画はこちらよりご確認ください。
主催 青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC]
協力 アートコートギャラリー、青森市教育委員会、AIRS(アーティスト・イン・レジデンス・サポーターズ)、青森公立大学芸術サークル
助成 公益財団法人 花王 芸術・科学財団、公益財団法人朝日新聞文化財団
後援 青森テレビ、RAB 青森放送、青森朝日放送、青森ケーブルテレビ、エフエム青森、ABH ラジオ、東奥日報社、陸奥新報社、デーリー東北新聞社
お問合せ 青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC]
address: 030-0134 青森市合子沢字山崎152-6
tel: 017-764-5200 fax: 017-764-5201 http://www.acac-aomori.jp/
e-mail: keino@acac-aomori.jp(担当) / acac-1@acac-aomori.jp(代表)