国際芸術センター青森「賑々しき狭間」(10.26~12.8)
賑々しき狭間
2019年10月26日(土)~12月8日(日)10:00~18:00 会期中無休・無料
(以下、国際芸術センター青森ホームページより転載)
人はまだ何もない狭間にあらゆる物を生み出してきました。見つけた退屈な隙間を埋めるように、野原に町が、それが広がり都市がうまれ、発展した社会では時間の隙間さえも埋められ繁栄を極めたかのように思えますが、その増幅する騒々しさに時に辟易させられています。
一方で、人は何もない狭間に価値を見出してきました。絵や文字の余白に心地よさを覚えたり、音の間隔によって音楽の抑揚を感じたり、行間を読むことによって文学の深みを受け取っています。つまり私たちは想像力/創造力によって、空虚にも見える狭間から賑やかさを受け取る術を持ち合わせているのです。
このプログラムでは、その術によって豊かな賑々しさを生み出し表現するアーティストと共に物事の狭間をのぞき込んでゆきます。
本展参加アーティスト
Mira Rizki KURNIA(ミラ・リズキ・クルニア)、佐藤浩一(さとう こういち)、宇多村英恵(うたむら はなえ)、Elmo VERMIJS(エルモ・フェアメイズ)
【関連イベント】
〇ミラ・リズキ・クルニア ワークショップとパフォーマンス「SITUATIONAL Music」
日用品を組み合わせてオブジェを作り、みんなで一緒に音を出し、作曲を行います。ワークショップではオブジェを作り、パフォーマンスではその場の状況によって変わる音楽に参加・鑑賞していただけます。
- 日時:9/28(土)14:30〜16:30 ワークショップとパフォーマンス、10/6(日)14:15~14:45 パフォーマンス、12/7(土)14:30〜15:00 パフォーマンス
- 会場:9/28(土)・12/7(土):ACAC展示棟、10/6(日)青森公立大学 交流ホール
- 対象:どなたでも
- 参加料等:無料、定員10名、要事前申込、申込締切:9/27(金)、応募多数の場合抽選
〇宇多村英恵 ワークショップ「世界の終わりと世界の始まりー自然の/とのパフォーマンス」
様々なエクササイズを行いながら、自然におけるエネルギーの循環を体感した後、土地に根差した歌や体の動きを取り入れながら、作家と一緒にパフォーマンスを制作します。完成作品は、展覧会で発表される予定です。
※ワークショップは3日間すべてご参加いただくのが理想的ですが、1日、2日のみのご参加を希望の場合はご相談ください。
- 日時:10/12(土)、10/13(日)、10/19(土)いずれも14:30~17:30
- 会場:ACAC展示棟内外
- 対象:どなたでも
- 参加料等:定員10名、要事前申込、申込締切:10/9(水)、応募多数の場合抽選
〇オープニング・アーティスト・トーク
参加アーティストが青森での制作と出品作についてお話しします。
- 日時:10/26(土)14:30-16:00
- 会場:ACAC展示棟 ギャラリー
- 対象:どなたでも
- 参加料等:無料、申込不要、開始時刻にラウンジにお集まりください
〇エルモ・フェアメイズ トーク「Stage of Wood」
これまで取り組んできたプロジェクトと、ACACでの活動についてお話します。
- 日時:11/23(土・祝) 13:00-14:30
- 会場:ACAC展示棟
- 対象:どなたでも
- 参加料等:無料
〇佐藤浩一×梅沢英樹 ライブパフォーマンス
薬草学や植物の移動をテーマに、映像や音響も交えたティーセレモニーを、サウンドアーティストの梅沢英樹とともに行います。
- 日時:11/23(土・祝) 15:00-15:30
- 会場:ACAC展示棟 ギャラリー
- 対象:どなたでも
- 参加料等:無料、申込不要
〇宇多村英恵トーク
これまでの作品制作と、ACACでの活動についてお話します。
- 日時:12/8(日)14:30-16:00
- 会場:ACAC展示棟
- 対象:どなたでも
- 参加料等:無料、申込不要
〇鑑賞ツアー
学芸員のご案内で、参加者全員でお話ししながら作品を鑑賞します。
- 日時:11/17(日)14:30-15:30
- 会場:展示棟ギャラリー
- 対象:どなたでも
- 参加料等:無料、申込不要
〇ファミリーツアー
学芸員と一緒に作品鑑賞とACACの敷地内探検にでかけましょう。
- 日時:11/3(日・祝)11:00-12:00
- 会場:展示棟ギャラリー、ACAC敷地内
- 対象:5歳-小学校6年生のお子さんとそのご家族
- 参加料等:無料、定員:5家族 、申込締切:11月1日(金)