【A-gain】展 ーLet’s open the door againー~中心商店街空き店舗を活用した現代アートのインスタレーション展~開催報告
2015年9月5日(土)、9月12日(土)~23日(水)、元マクドナルド青森新町店跡地にて、【A-gain】展 -Let’s open the door again-~中心商店街空き店舗を活用した現代アートのインスタレーション展~が開催されました。
●シンボルプロジェクト ディレクター 斉藤 雅美 氏
●シンボルプロジェクト ディレクター 斉藤 雅美 氏
ワークショップの実施 2015年9月5日(土)①10:00~12:00 ②13:00~15:00
- 会場
元マクドナルド青森新町店跡地(青森市新町1丁目8-16) - 講師
豊川 茅 - 参加者
①新城中学校 9名
②青森東高校 9名+1名
- 内容
約30センチ×30センチの布にBABYちゃんをかいて、BABYちゃんクッションを作りましょう。 - ディレクター所感
青森市内の中学校、高校の美術部生徒が、アーティストの指導のもと作品を作り上げました。日頃アーティストに会う機会が無い生徒達が、地元で直接アーティストに接する機会を創出し、また現代アートに触れることができたことは、アートで音楽のあるまちづくりを築く裾野である中高生を巻き込むことに成功し、非常に意義あるイベントであったと思います。
作品展示 2015年9月12日(土)~23日(水)10:00~17:00
- 会場
元マクドナルド青森新町店跡地(青森市新町1丁目8-16) - 内容
1階「BABY」(ベイビィ)/豊川 茅
2階「啼かない烏」(ナカナイカラス)/山﨑 千尋 - 来場者
940名 - ディレクター所感
青森市の目抜き通りにランドマークの如き存在感を持ちながら10年前に閉店した店舗のドアを再び開け、東京、青森のアーティストがそれぞれの目線によるサイトスペシフィックな展示をし、多くの人が訪れ、世間の注目を浴びるところとなった。また青森市主催の市民参加イベント「A-paradise」と連携したことにより、まちなかに多くの人の流れを創出することにも成功しました。現代アート展をまちなかの空き店舗で開催したことに対する市民、商店街の反響は大きく、単発的のものとせず、継続を望む声が多数聞かれたことを受け、今後も様々な人や組織とネットワークを構築しながら継続することが必要だと感じました。
「BABY」(ベイビィ)/豊川 茅
1990年青森市出身。イラスト&似顔絵描き。現在は廃校となった青森県立青森戸山高校美術科卒業。
いつでも「なんとなくハッピー」をテーマに、おもに女の子・カップル・食べ物などをモチーフとしたイラストを描く。各種イベントのフライヤーやホームページなどのイラスト、漫画などを担当。青森市にてのんびりと活動中。
《展覧会》
2013年 4月個展「で こ ♡ ぴ ん ~Ilust & Installation~」(元祖仲屋むげん堂青森店)
2014年 11月ミニ個展「マロニィ!」(鳴海要記念陶房館)
「啼かない烏」(ナカナイカラス)/山﨑 千尋
1990年北海道生まれ。2013年東京芸術大学芸術学部絵画科油画専攻卒業。東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画第1研究室在籍。
電子、身体、建物などあらゆる事物を絵画材料として捉え、時には自ら道具を発明し、それらを利用して平面作品を展開。モチーフとして使用する現代社会における事件性を孕んだ問題は、いつの間にか消えてしまった、事の“始まりと終わり”を探る手掛かりとして、姿形を細やかに変化させながら登場する。
《展覧会》
2012年 「D4C」(東京芸術大学)。
2013年 「第61回東京芸術大学卒業・修了作品展」(東京都美術館)。
2014年 「DJ TORIOROS.aka.YSM」(GALLERY NIW)。
2014年 「泪の上で」(泪橋交差点)
2014年 「M・I 2014展」(こうち男女共同参画センター)。
2014年 「大館・北秋田芸術祭 2014 里に犬、山に熊」(大館商店街)
2015年 「STRONG SMART‐賢明と傷心‐」(Arts Chiyoda 3331)
- 主催
- アートでオン!
- 協賛
- Fukutake Foundation
- 協力
- A-paradise